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江戸時代初期に植樹されてから300余年、霧島市牧園町持松には、かつて「日本一」と認められた大茶樹がありました。高さ約4.5メートル、枝張りが南北に9.6メートル、東西に7.5メートルにも達するほどの巨木でした。その大茶樹から採れた煎茶は“不老長寿のお茶”として珍重され、戦前まで一番茶は霧島神宮と鹿児島神宮に奉納されていたと言われます。
昭和12年に国の天然記念物の指定を受けましたが、昭和20年頃の植え替えの際に害虫の被害を受けて惜しくも枯死してしまいましたが、霧島のこの地にあった頃の大茶樹の挿し木をして成長した樹が、現在「二代目 霧島大茶樹」と呼ばれているものです。平成18年、この貴重な茶樹を大切に守っていこうと牧園の茶農家の有志メンバーが「霧島大茶樹保存会」を発足。発足以来、会長を務めているのがヘンタ製茶代表の邊田孝一です。挿し木によって大きく成長した「二代目 霧島大茶樹」も約130年の年月が経ち、樹周0.67メートル、樹冠の広がりは南北6.4メートル、東西6.1メートル、高さは4.1メートルに達し、鹿児島県内で最古・最大のものといわれています。茶樹の品種改良が進み、古木は伐採されてきたことなどから、古木と見られる大茶樹は多くありません。規模、歴史ともに大変貴重な大茶樹です霧島にお越しの際は歴史ある霧島大茶樹をご覧になって下さい。